金属な植木鉢作りたいな……と思ったものの金属加工は難易度が高すぎる。そんな時に金属風に塗装絵の具を発見しました。
物は試しということでとりあえず手を出すことに
アイアンペイントとは?
今回購入したのは安心安定のターナー色彩さんより発売されているアイアンペイント
この水性塗料は塗るだけでザラザラとした鈍く反射する金属のような質感になります。
木材・硬質塩ビ・紙・段ボールなど視界に入るだいたいのものに塗れます。めっちゃDIYの味方すぎる。
ガラスや金属に対しては、同じくターナー色彩さんより出ているマルチプライマーを下地にすればOK
とてつもなくDIYの味方ですね。
全8色出ているそうなのですが、まずは無難な色を……というわけでアンティークシルバーを購入。
余談ですが蓋が少し硬いので開ける際に勢い余ってこぼれない様に注意です。
素材
とりあえず材質の違うものに塗ります。
- 素焼き調ねんど
- 画用紙
- プラスチック
素焼き調ねんどは鉢植えの作り方記事で作成した鉢植えです。プラスチックは軟膏の容器が空になったので再利用することにしました。
画用紙もこんな感じに立体的に作り、鉢植えにみえたらいいなぁという形にしています。
塗装
塗り方は水などで薄めることなく原液のまま使います。
手ごろなスポンジがなかったので百均で購入したファンデーションの化粧用パフを使用。
ポンポン叩きつけながら塗ると表面がイイ感じにデコボコになりました。
プラスチック容器は紙に比べるとツルツルしているので剥がれやすいですが、ちゃんと色が乗りました。マルチプライマーなどは使用していません。
一通り塗り終わり、めっちゃ鉄っぽくないですか!?
思った以上に隠蔽力が高くてテンションがあがります。
汚し塗装
上手いこと塗装出来たので今度は欲が出てきました。
めっちゃ汚したい
汚し、またの名をウェザリング塗装ってカッコいいじゃない
ドキドキしながら錆色をイメージして塗っていきます。
ターナー色彩さんの公式サイトによると錆の演出にはアイアンペイントシリーズの他の色番を使用するそうなのですが、今回購入したのはアンティークシルバーだけです。
少し悩み、家にあったアクリル絵の具で汚し塗装することに。
水は一切混ぜません。
ゴワゴワした筆を同じく叩きつけながら塗ります。
筆を使わずティッシュでやっても同じような質感になりました。
光沢をあまり出したくなかったのでアクリル絵の具にはリキテックスのつや消しメディウムを混ぜています。
完成!
鉢植えはワイヤーで取っ手をつけました。ブリキの雰囲気が出たような。
全体的に錆といおうか土汚れといおうか……
表現はさておきアンティークシルバーの一色塗りより情報量が増えた気がします。
これはこれでカッコいいと思います!!!
Before After
塗装前の容器と塗装後を比較してみました。
見事にツルツル感が消えていますね。
質感が変わりまくっているので塗ってるだけで楽しかったです。
一度塗りをしたものの薄くなってしまったところでだけ二度塗りしています。
トップコートに防水のツヤ出しニスを塗ったものの元から鈍い艶のある質感なのであまり変化はわかりませんでした。
まとめ
プラ板やらペーパークラフトやら塗装すると楽しそうな利用法がめちゃくちゃ浮かんできます。
メディウムによりテクスチャを変える方法はあるのですが、アイアンペイントひとつでイイ感じに仕上がるのは強いなという印象です。
こういうものを作りたい!よりも塗るのが楽しすぎて塗る為に作りたいものを探すことになるとは