まず、この記事はハンドメイドやゲームとは一切関係がありません。
ほぼ前職への疲れと怒りがメイン内容で退職代行を叩きつけた体験談と記録となります。
経緯
あれほど家族経営の会社はやめておけと言われていたのに……
そんな、会社運営でよく聞く家族経営の闇なんてあるはずないやろ!と興味があった会社だったので入社しました。
普通にありました。
- 年末年始の餅つき大会や初詣といった無給社員イベント
- 求人内容との相違(有給が祝日に自動的に消費される画期的なシステムが実装)
- 内輪だけで決まった重要事項が周知されない
上司からのお気持ちLINEが終業時刻を過ぎてから届いた時、帰りのバスの中で退職を決意しました。
退職代行日記
ほぼ主観によって構成されていますが、退職代行を叩きつけてから全てが終わるまでの日程は事実です。
3月10日(金)
帰りのバスにて18時40分頃、上司からのLINEが届く。
元弊社、なんと業務連絡は全て私物携帯によるLINEによって行われているのである。
業務上、ミスをした私がもちろん悪いのですがそれにしても注意というよりは人格面に及ぶ攻撃的な内容が17行ほどの文章によって届きました。追記も含めると25行は超えています。
お気持ち多すぎない?
そもそも私は上司からめっちゃ嫌われていました。
おそらく知らず知らずのうちに何かしてしまったのでしょうが……社会人なら無視や連絡事項を飛ばすといったことは業務上やらない方がいいと思ます!
あと他の従業員にはあだ名呼びでしたが私だけ呼び方が「苗字+さん」付けでした。
漠然としたままの気持ちの中で「よし、辞めよう」と一瞬にして決意が固まりました。
最後の一押しLINEが来るまでは月曜日も何事もなく働くつもりでした。が、人格面に及ぶ数々の文章や日々の積み重ねからこの職場に居続けることは出来ないと思ったのです。
ちなみに正社員募集の求人で入社したはずが気が付くと時給換算のパートにさせられていました。
新社会人の方もそうでない方も最初に意思表示ははっきりとしましょう。
これに関しては入社後に何の意思表示もしていなかった私の責任です。
3月11日(土)
金曜日に退職を決意して土曜日。
土日も相談を受け付けている退職代行ガーディアンに依頼をしました。
退職代行はLINEで依頼
LINEでお友達登録をしたところ、まず退職代行日を聞かれます。
そして退職代行決行の希望日を入力すると詳細なヒアリングシートの記入となります。
私は二度と出社したくなかったので、土日を挟んで休み明けの月曜日を希望しました。
ヒアリングシートはLINEの文面をコピペして返信するだけなのですぐに終わります。
また、入金後に依頼の確認があります。私はクレジットカード決済を行いました。
すると、5分ほどで全ての手続きが終わります。
後は全てが終わるのを待つのみとなります。
ちなみに退職代行に手を出した理由は三つ。
1.上司と話が通じない
上司「わからないことがあったら聞いてね」
私「業務の質問なのですが、念のためお聞きします。●●は●●でよろしいでしょうか」
上司「●●は●●です。話聞いてた?勝手な判断はやめてください」(原文そのまま)
いや、その言葉いる!?
他の上司に指示された事柄であっても「勝手な判断」だと言われます。
ついでに「自分で考えてください」とも言われて自分で考えたことの確認をとっても勝手な判断とされます。
なにこのコンボ技……
2.退職まで二度と出勤したくない
とてつもなくダメ人間のような理由です。とはいえ嘘偽りのない事実です。
業務上のミスを理由に、この時主な業務以外の全ての業務に関わらないように言われていました。
上司「二度とミスしないように気を付けるか、この業務に携わらないでください」
私「何重にも重ねて同じミスが起きないようにします。この業務を続けてもいいでしょうか」
上司「もういいです。この業務に携わらないでください」
どうして最初に二択を提示したんですか?
ちなみに初めてのミスであろうと一度ミスをすると業務から外されます。久々に任されたところで作業が遅れるとまた注意を受けます。どないしたらいいんや……
出勤すると、隣の席には私の分の業務を任せられた同僚が座っています。
そんな空気感の中、出勤する勇気はありませんでした。
3.経営の中心人物が全て家族・親族の為に自分で交渉出来る気がしない
経営者の方々と話す気が全て消えていました。
上司含め、従業員がほぼ身内で構成されているため、まともな話が出来るきがしませんでした。
話をしたくもない、出勤もしたくないということで退職代行なら決行即日から出社しなくてもいいと聞いて使うことに。
3月12日(日)
この日すべきことは何もありません。
私は上司のLINEを全てブロックしました。また着信拒否も行いました。
そしてこれといって引き継ぐまでもない業務でしたがメールの文面にて業務内容の確認と3月13日以降欠勤するというメールを送りました。
3月13日(月)
この日が一番緊張しました。
罪悪感は欠片もありませんでしたが、どことなく居心地が悪かったです。
始業時刻から待つこと数時間。お昼ごろ、退職代行からの連絡が。
退職について交渉が全て終わりました。
ガーディアンからのLINEにて会社からの貸与物の返還や書類などの要望を伝えてくれます。
退職届と保険証の返却も全て郵送で完結しました。
3月21日(火)
そして少々時間が空いたものの前職から退職証明書などの書類が届きました。
また、遅れて25日には離職票も届きました。
この間、職場からは郵送以外の連絡は何もありません。
会社に郵送した書類に記入漏れがあったのですが、その連絡も全て間に入ってもらいました。
退職代行ガーディアンを選んだ理由
労働組合組合が運営している為、合法的に交渉を行ってくれることでした。
前職は昨今では珍しく給与の手渡しを行っているために、退職時には口座に振り込むよう交渉して欲しかったからです。
給与は原則手渡しが優先されることの説明を受けた上で交渉していただき、月末にしっかりと振り込まれていました。
また、料金が追加費用一切なしの一律29,800円とわかりやすかったからです。
他にも安い退職代行はあったのですが、労働組合が運営していることや口コミから選びました。
実際使ってみて、土曜日のお昼に連絡をしてすぐに退職代行の打ち合わせまで進み、月曜にはトラブルなく退職することが出来ました。
退職代行を使わなくてもいい人
- 自分で言える人
- 会社にそこまでの怒りが無い人
個人的な感想ですが、この二つだけだと思います。
退職代行は自分で出来ないことをやってもらうサービスなので出来るのならば必要がないです。
退職代行に必要なこと
全てをやりきる意思
退職代行そのものは依頼してすぐに終わります。
体感としてはヒアリングシートを記入している時間のほうが長いぐらいです。
ただ、何が何でも絶対に辞めてやるという気持ちさえあればすぐに終わります。
退職代行を依頼したその日から私は一切出社することなく即日退職出来ました。
退職代行を使用する際の注意点
デメリットというデメリットは無いのですが、ひとつだけ注意点があります。
職場への要望をヒアリングシートにて伝えること
この点に関してはしっかりと自分で責任を持たなくてはなりません。
- 給与を口座に振り込んで欲しいこと
- 退職時の書類を自宅に郵送すること
以上の点を私は伝えました。
また、書類の内容は【源泉徴収票・退職証明書・離職票・健康保険資格喪失証明書】を伝えました。
私の場合年金手帳などは渡していなかったので伝えていませんでしたが、人によっては他必要とする書類を伝えます。
まとめ
義理もあるので、よっぽどのことが無ければ退職代行を使う必要なないと思います。
自分で言ったらタダですし!
けれども私は退職代行を使って良かったと心の底から思います。
転職したばかりの前職でしたが、人生で初めて人と会話の成立しない恐怖に襲われていました。
何を言っても聞き返される、そしてわかりやすく話そうと心がけても別の意味に受け取られて叱責されてしまう。
自分のしたことでは無いと説明をしても聞き入れて貰えない。
あまりの通じなさに自分の話し方が悪いのか?と悩んでいました。
そして今まで人と話す際に通じていた言語が全く別のものに感じてしまうほどに追い込まれていました。
何を話しても会話が断ち切られる、会話が通じない。そんな恐怖感が蔓延る職場で退職を言い出せない中、間に入り退職の意向を伝えてくれるサービスに私は救われました。
PCで退職代行ガーディアンのサイトを訪問した際、真っ先にジャギジャギのやや荒い画像に出迎えられ謎の不安感に襲われましたがとても親切にして頂きました!
ジャギジャギとか言ってすいませんでした!