前回はねんどろいどどーるを制作しました。
が、今回はねんどろいどを作りたいと思います。
ねんどろいどどーるはヘッドを作ればボディにジョイントするだけなのですが、ねんどろいどは胴体も自作しないといけません。
作る部分が増えるのはそれだけで難しいです。
が、やっぱりねんどろいどのあのサイズ感で欲しいので作ります。
推しを作る
モデルはFF14よりエリクトニオスくんです。
このヤンチャそうな見た目に反して自己評価の低さの割にやればめちゃくちゃ出来る子という属性がめちゃくちゃあるパンデモニウムの主人公(だと管理人は思っている)です。
髪型が難しそう……と思いつつも推しをねんどろいどの形にしていきます。
既製ねんどろいどから改造
今回はねんどろいどフェイスメーカーではなく既製品のねんどろいどから改造していきます。
褐色キャラが少なく、素体探しが少し大変でした。
今回は幸運にも一キャラで完結しそうです。
素体は肌の色・髪の毛・服の形状を左から優先して探しています。
古い品番のねんどろいどはヘッドとボディが一致しないことがあるそうですが、フェイスとヘッド、胴体など違うキャラクターのものを組み合わせても良いです。
ねんどろいどとねんどろいどフェイスメーカーの違い
ペイントをせずともお顔が作れるのがフェイスメーカーの強みなのですが、やはり違いがあります。
以前作成したフェイスと並べてみました。
少しのっぺりしていませんか?
主に鼻筋のラインが
こればかりは好みの問題なのですが、どうしてもちょこんと出た鼻筋が欲しくなります。
鼻筋のあるフェイスはカスタムヘッドなどもあるのですがアイペイントが難しいことと肌の色が限られているので今回は既存キャラからの改造をします。
アイペイント
アクリル絵の具を使用しています。
元の強すぎる目力を白色で上から塗って消しています。
色ムラが出来てしまったので反省しつつ進めます。
髪の毛を作る
髪の毛の作り方ですが、大まかな方法はこちらとかわりません。
同じ手順で制作していきます。
造形
必要のない部分を彫刻刀でカットしてひたすらパテ盛りです。
ちなみに前回購入したエポキシパテ・高密度タイプの100gが余裕で残っているのでそちらを使用
無くなったら軽量タイプも試してみたい
ぴょんっと飛び出た髪束の為に目打ちで穴をあけて真鍮線を刺したのですが、今回の髪の毛だと必要なかったです。
ねんどろいどの髪の毛は手芸用の目打ちでも穴を開けられます。
大まかに造形が出来たら一気に仕上げます。
やすり掛け→サーフェーサー1200→ベースホワイト1000
後ろの凹っとしたところが気になったのでちょこちょこ修正しながら進めます。
とりあえずお顔にセットして全体的なバランスを見つつ。
角度のせいか哀愁が漂っています。
多少の凹凸は塗装でかくして見て見ぬフリをします。
塗装
前回の自機ねんどろ髪では制作スペースをお借りしてエアブラシにて塗装しました。
今回は自宅にてラッカー系塗料を筆塗りして仕上げています。
制作に使用したのはこの3つ
筆は百均で購入したものです。
- Mr.カラー C59 オレンジ(橙)
- Mr.リターダーマイルド T105
- GSIクレオス Mr.うすめ液 大 250ml T103
リターダーの効果ですが、こちらは速乾するMr.カラーの乾燥を遅らせ、筆塗りによるムラを抑える効果があります。
塗料が新しいこともあり、混ぜているものはリターダーだけです。
今回うすめ液は塗料に混ぜていません。筆の洗浄に使っています。
百均の使い捨てパレットに塗料を入れ、シャバシャバになりすぎないを心がけてリターダーを入れています。
筆でまずは髪の溝など細かいところを塗って埋めていきます。
Mr.カラー C59 オレンジには光沢があるのでテカテカしますが大丈夫です。
お顔にセットしました。
光沢はいったん置いてといて、凹凸も目立たなくなった感じにいいんじゃないかな!
次は光沢を消します。
とはいえ、コーティングも兼ねたつや消しスプレーを噴くだけですが。
それでも最後の仕上げ作業だけあってめっちゃ楽しいです。
2回ほど重ねたところで光沢がほぼ消えました。
この消えっぷりが快感になります。
ただ、つや消しスプレーを何度も重ねて噴くと逆に光沢がでてしまう場合もあるので注意です。
余談
墨入れとまではいきませんが、奥まった部分をラッカー系塗料の上からアクリル絵の具で塗り重ねたのですが失敗しました。
やっぱり難しい…!
次回はねんどろいどの身体部分を改造・装飾品を自作していきます。