ステンドグラス制作において、エドコ社のカッパーテープをいつも使っていたのですが手に入りずらいこの頃。
銅箔テープで代用できるのでは?という実験です。
さっそく比較
2mm厚の昭和ガラスで実験してみます。
適度に凹凸のあるガラスを用意しました。
Aのガラスで使うのはAmazonで2個入って千円しない程度の激安銅箔テープ3mm
Bはエドコ社の裏面が黒色のコッパーテープ4mm
このエドコ社のテープは2千円近くしたような……
ちなみに銅箔テープは誘電性の為、基盤に使ったり車やドアなどの静電気除去、電極の固定用として使われています。
とりあえず巻いてみます。
Aの激安テープは裏面が銅色の為かエドコ社のテープよりも柔らかかったです。
やっぱり慣れている分エドコ社の方がやりやすいかな程度
はんだをのせてみました。
普通にのった!
途中でビラビラにやぶれたりしたらどうしようとおそるおそるだったのですが、エドコ社のテープと同じようにフラックスを塗るとはんだがのりました。
3mmだけあってすっきりとした線がでます。
細かい作品には良さそうです。
今回使用したのは2mmの昭和ガラスですが、板ガラスでもハンドメイドのガラスは場所によっては薄い箇所もあります。
4mmのエドコ社のカッパーテープでこんな感じ
1mmの差はそれなりに大きく感じます。
デメリット
ただやっぱり問題が……裏面が銅色!
これはステンドグラス用のカッパーテープでも出てくる問題なので仕方がないのですが。
むしろ激安多用途銅箔テープに求めるところでは無いです。
そもそも透明なガラスに使用しているのでデメリットになっているだけで濃い色のガラスなど、銅色が目立たないガラスなら問題ありません。
そしてこちらが裏面が黒色のエドコ社のカッパーテープ
銅色が目立ちません。さすがに高いだけのことはありますね!
まとめ
今回は出来るだけ細いテープを探していた際に3mmの銅箔テープを見つけて実験したのですが、透明ガラス以外では使えそうです。
余談ですが、この実験の後に5mmの激安銅箔テープとエドコ社のカッパーテープを同時に使った作品を制作したところ普通にはんだがのりました。
強度を調べる為に思いっきりはんだがのったテープを剥がそうとしたのですが、その際にエドコ社のカッパーテープよりも粘着の強度が脆いと感じました。
脆いとは言いつつも、それ以前に思いっきり剥がそうとするな
ということで、力をいれてテープを故意に剥がしにかからない限りは同じように使えます。
使ったもの
今回使用した激安銅箔テープです。
裏面が黒い銅箔テープを探したのですが中々見つけられず……